アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
偶然
-
「なんだよあいつ...勝手なことして勝手に帰って」
ぐすっ
「ふっ.....うぅ」
そのまま一時間ぐらい泣き続けた俺は泣きつかれて、玄関の鍵も閉めずにそのまま寝てしまった。
********************
「ん....あれ?」
目が覚めたら、自分の寝室にいた
寝ぼけたまんま、部屋に戻ったのか…?
いやいや、そんなわけ無いだろうと思っていたらドアが開いて、人が入ってきた
入ってきたやつは、司だった。
さっきまで着ていた制服は、高校時代と変わらないおしゃれでかっこいい私服になっていた
「洸、鍵ぐらい閉めろ。危ないだろ?」
「司?なんで?戻ってっ....うっ..うぅ」
司がさっきまでの敬語なんかじゃなく高校の時と変わらない接し方をしてきたせいで、俺は泣いてしまった
「ちょっちょとなんで泣いてんの?」
そういいながら、司は俺を抱きしめて背中をあやすように叩いてくれた。
これは付き合ってた時によくしてもらっていたことだった。
「だって、お前が別れたのが嘘みたいに接してくるし、キスされたし……」
「ごめんな。洸」
「昼に言ってたこと、説明してもいいか?」
俺はこっくりとうなずいた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
3 / 7