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俺×佐藤孝介
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佐藤孝介の呼び止める声を無視して半ば引き摺るように、俺達はホテルにきた。
カラオケがある所なら少し歩けばラブホもある。偏見だけど。
自分の手を引く俺の雰囲気が変わったことに不安めいたものがあったのか、それまでは宥めるように呼びかけていた佐藤孝介の声が、休憩いくら宿泊いくらという看板を見て慌てたような声色に変わる。
まさか入らないよな、だの、考え直そう、だの疲れたなら今日はもう帰って明日話そうだのと言っている。
佐藤孝介ともあろうスーパーハイスペックイケメンが童貞なわけなかろうに。
制止する声を無視し掴んだ手はそのままで中へ歩を進める。
タッチパネルで落ち着いた雰囲気の部屋を選んで鍵を受け取り、エレベーターへ乗り込む。
まだあわあわとしている佐藤孝介は同じようなことを繰り返して引き返そうと促している。
残念ながら引き返すつもりは毛頭無い。
鍵を開け、部屋に入るとオートロックで扉が閉まる音がする。
その音にびくりと肩を震わせる佐藤孝介。
目には不安と恐怖が、頬は恥ずかしさからかほんのり赤く染っている。
まあ内側からはドアノブをひねれば鍵が空くんだけどね。
「さ、左々…。なんだってこんな所に…」
「俺がやりたいこと、やれるように手伝ってくれるんでしょ。」
「そ、そうは言ったけど、わっ!」
ソワソワとしている佐藤孝介を大きいベッドに放り投げるようにする。
そのまま沈み込んだ体をベッドに縫いつけるように手首をおさえ、覆い被さる。
「ちょ、」
「俺がやりたいこと、教えてあげるよ。」
「え…?」
「俺はね、男をこうやって組み敷いて、突っ込んで、揺さぶって、イかせて、イカせまくって、ぶち犯したいんだよ。」
「え、え…?左々、待って、」
「手伝って、くれるよね?孝介。」
「っ!」
▽
「んっ、ん、ぁ、ああんっ!あっ、あっ、あっ、だめ、も、やあっ!やめ、」
「やめなーい」
「さ、左々ぁ…!ひっ!だめ、そこ、そこだめぇっ!いく、イクイクイクぅう!!!ぁぁあああっんああああ!!!」
抵抗していた佐藤孝介の下着ごと服を取り払い、無理やり前処理を行い、ケツの穴を丁寧に丁寧に解し、今は前立腺をぐりぐりやっております。
うんまあ、やっていることは完全にレイプ。
とはいえ比較的自由になっている足で蹴飛ばすやらできるだろうに、こいつは口で言うのと身動ぐ程度の抵抗しかしない。
今ではだめだのやめてだの言うぐらいだけど、9割が嬌声で快感に戸惑っているだけのようにしか聞こえない。
ちなみに彼は先程の射精で3回目です。
そろそろしんどそうだが、これで終わるわけは無い。
「はぁ…っ、あっ、ふ…はあ…」
「もう3回目なのに結構出るねえ。溜まってた?」
「はあ、はっ…、左々、も、やめ…よ、っはあ」
「いやいや、まだまだこれからだからね?」
「え…っ?あ、まっ、て…!」
仰向けになっている佐藤孝介の腰の下に枕を敷き、少し浮かせる状態にする。
力の入っていない両膝を広げると、柔らかくなってへにょへにょのちんこがぴくりと反応した。
その後の展開は分かっているようだ。
「大丈夫、ゴム付けてるしローションもバッチリだし、孝介のおしりもばっちりだし。」
「そ、ゆーことじゃ…!」
「はーいそれじゃ失礼しまーす、」
「んひっ!ぅあ、あ、あ…!」
逃げようとする腰を掴んで佐藤孝介の中にちんこを押し入れていく。
丹念に解したおかげか比較的にスムーズに挿入っていく。
佐藤孝介も多少苦しそうだが、快感も拾えているようだ。
半分ぐらい入ったあたりで、佐藤孝介の腰が一際跳ねた。
ソコをつつくように抉るように、腰を前後させる。
目の前のへにょへにょだったちんこはいつの間にかまた立ち上がっていた。
「あっ、あっ!だめ、ささ、あぁっ!それだめ、やだ、あっ、んぅう、うあっあっあ!!ささぁっ!ぁあ!!!」
「だめ、って割にはよがってる、じゃん?」
「やぁあっ!やら、ごりごりしちゃ、イク、またイクッ!ささ、イッちゃ、イクぅう!!」
首をいやいやと横に振る佐藤孝介を見下ろし、構わず腰を振る。
前立腺に押し当てるようにすると追い出そうとしているのか足を閉じるが、残念ながら俺の腰にしがみつく状態となり、煽られてるようにしか思えない。
「さしゃ、ささぁっ!イク、イクイクっ!!あぅうううう!」
「っ、ふ、」
「んえっ、なんれ、あっ、あぅ、!イった、イッたからぁ、っあ!」
「悪いけど、こっちはまだなんですよね〜」
「あっ!あっん!」
一際大きい声と同時に佐藤孝介の腰がガクンっと跳ねる。
ちんこの先端から勢いなく出た精液が目の前の男の腹を汚していた。
イキそうになるのを堪え、構わず腰を振り続ける。
一瞬目を見開いた佐藤孝介は、しかし止まらない快感にまた耐えるように目を瞑った。
既に解放した両手はシーツを握りしめて快感を逃がしている。
突き飛ばすなり殴るなりすればいいのに、変わらず抵抗は嬌声まじりの制止の言葉と身動ぎだけ。
そのまま好き勝手させてもらって、めいっぱい奥を突いた時、佐藤孝介もイッたらしく中をギュッと締められ、俺も達した。
諸々の体液でぐちゃぐちゃになった佐藤孝介と、それを見下ろす俺の2人分の荒い息だけが響いている。
少しして、今度は俺から問いかけた。
「なんで、抵抗しなかったの。」
「っは、はあ…っ、え…?」
「お前が本気出せば、そもそもここに入る前に逃げれたでしょ。」
「そっ、それは…。」
「なに、お前が拒否したら俺が泣きわめくとでも思った?バカにすんなよ」
「違う!」
急に大きな声で否定され、面食らう。
穏和なこいつが大声出すなんて、いつぶりだろうか。もしかしたら初めてかもしれない。
「違う…、そうじゃなくて、そういうんじゃなくて…!」
「なら、なんなんだよ。」
「お、俺は…俺が、」
「……」
「左々と、左々がそういうこと…してくれるなら」
「そういうこと?」
「今の!せ…セッ、クス…してくれるなら……して欲しいって、思った、から…。」
「はあ?」
大して意味もないのに顔を逸らし、手で顔を隠して続ける佐藤孝介。
隠しきれていない部分も顔を隠している手も、首までも真っ赤だ。
「左々に…触れてもらえるなら…して欲しいって…思ったんだ。初めてだったし…勝手も分からないから、困惑したけど…だから、やだとか言ったのは、左々が嫌なんじゃなくて、左々としたくないとかじゃなくて……なんかよくわかんない感じで…その、気持ち、良くて、訳わかんなくて……言葉が出ちゃった、というか……抵抗しなかったのは、そういうこと……」
「………はあ?え、お前ってその…突っ込まれたい願望あったの?」
「ち、ちがう!誰でもいいわけじゃない!左々が、左々だから!左々じゃなかったらこんなこと望まない!」
ガバッと上体を起こし、俺の両肩を掴んでくる。うおぉ、腹筋半端ないな!
変わらず顔は赤いが、必死さが見て取れる。
俺だったらって、幼なじみなら気兼ねないだろ的な?あるだろ、大アリ。気まずさMAX天元突破だわ。
「…俺だからって、どういうこと?」
「……左々のことが、好きだから。好きな人が、望んで触れてくれるなら、拒否するわけ、ないだろ。」
潤んだ瞳が、しっかりと俺の目を見据えてくる。
そこには確かに、焦がれるような熱さがあるようで、気付いた時には視界いっぱいには佐藤孝介の顔、唇には柔らかい感触、体は目の前の男の腕に縋り付くように、抱きしめられていた。
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