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俺×的井月秋
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「ねえ、たちがみさん。なんでもするから、そばにいさせて。」
的井くんは居住まいを正すと、真剣な顔でそう告げた。
「なんでもって……でも別にお金とかいらないし、セフレも間に合ってるんで……」
「童島初音、でしょお?でもあいつ家事能力とかないじゃん。オレ、たちがみさんのためなら家事とかするよお。」
「いやいや、なんで童島くんについて知ってるのかは突っ込まないけど君に家事能力あるとも言えないよ。」
「たちがみさん、台所とか見て。」
台所?台所がなんだって………まさか童島くんの生首とかおいてあったりしないよな…………。
「あっ!」
生首はなかった。
ついでに洗い物もなかった。
干して乾いた洗濯物も綺麗に畳まれている。
良く見れば床もピカピカになっている。
的井くんに目線を戻すと、得意げな顔をしている。
「できるでしょ?」
「…恐れ入りました……」
的井くんは満足そうに口元を歪めた。
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