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第3話 思わぬ客人
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次の日の朝、学校に登校するため駅を降りて学校に向かう
昨日はトトと一緒に帰った後、普通にご飯を食べ風呂に入りそして寝た。
こんなご飯じゃヤダとか駄々こねてたけど
箕輪さんたちの件でやり過ぎた所があったからその罰としてそっち系のご飯は抜きにした
そのおかげで風呂に一緒に入ろうとしたり、寝るときは襲われそうになったり散々な目にあった
だから風呂は鍵をかけて入らないようにさせたし、寝込みの中は縄で縛って寝かせた
どうせ普通のご飯でもエネルギーは取れるんだ。このくらいしても大丈夫だろ
だけど…
「ゆーまぁぁぁぁ。
お腹すいた、俺死んじゃう、ご飯ちょーだいぃぃぃ」
朝からこんな調子で俺の体に引っ付いてくる
正直、邪魔だ
「うるさいな、今日朝ごはん食べただろ」
「あんなのご飯じゃない!俺が欲しいのはゆーまのキ…ふぐ。」
「バカッ!なんてこと言おうとしてるんだよ」
トトの口を手でふさぐ。フガフガと何か言っているが分からない
でもそのおかげで俺の方に気が向いているから周りに悪戯とかはしないはず
そう思っていると手のひらに違和感。
「おいっ!舐めるなっ」
こいつ、人の手のひらを舐めやがった…
すると周りからヒソヒソ声が聞こえる
そうだ。トトの見た目、目立つから周囲の視線を集めやすいんだった
「ねぇ、あの子すごく綺麗だよね」
「金髪だし外国人なのかな?」
「でもあの男の子と仲よさそう」
「兄弟かな?」とそんな会話ばかり聞こえる
「でもその男の子の方は何か…普通だね」
(普通で悪かったな)
そう思いながら歩き出すとトトが目を潜めてあの子達を睨む
「ゆーま。あいつら、殺す?」
「アホ、そんなことしなくていいよ」
今だに抱きついたままのトトを引きずり学校へ向かうと遠い校門が何だか騒がしい
(校門前に人が集まってる…)
「あれ、ゆーまじゃん。おはよー」
人集りにたどり着くとその中に俺の友人、有村がいた
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