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「トト、お前いい子で待ってろよ」
彼の頭を撫でるとトトは唇を尖らせ横目で俺を見つめる
「…いい子にしてたらご褒美くれる?」
「そうだな。誰にもちょっかい出さずいい子にしてたら何かご褒美やるよ」
そう言うとトトは目をキラキラと輝かせる。
浅見さんの方に行くと先ほどのような怖い表情とは一変し彼に爽やかな優しい笑顔を向ける
「これから少しの間よろしくお願いします」
「あ…あぁ。」
この豹変ぶりに浅見さんは若干戸惑っている
浅見さんは助手席に入りトトも後部座席に入るとその車は発進し、行ってしまった
その車が俺の視界から消えるまで見送ると気合を入れ頬を叩く
「よしっ!がんばるぞ!」
まずは教室に戻ろう。きっと有村も心配しているはずだ。今日の授業が終わったら家でこの件をじっくりと考えるとするか
俺は一人静かに校内に戻っていった
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