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「何言ってるんだよ。トトも一緒に行くでしょ」
「当たり前。」
浅見さんから手を離しトトのほうに向く。
トトは俺の側に寄ってきて腕を絡めてきた
「こら、引っ付くなよ。暑いだろ」
ブンブンと腕を振って離そうとするが全然離れない。
それどころかトトは余裕の笑みで俺にすり寄ってくる。
「ははっ。トトくんは随分堺くんにご執心なんだな」
浅見さんは軽快に笑い、ロアくんはそんな俺たちの姿を羨ましそうに見つめている
なんかラブラブカップルのように見られてるけど、全然違いますからっ!!
そんなやり取りを続けていると、どうやら目的地の寮に着いたらしい。
そこは大きな石造りの大きな屋敷が建っていた
車から降りて浅見さんたちの後をついていく。
屋敷の扉を開け中に入るとホテルのエントランスの様な感じになっていた
(…すごい…)
辺りを見渡しながら歩いていると浅見さんが受付へ行って何かを手続きしていた
その後女性から鍵をもらい戻ってくるとソレを俺に渡してきた
「これが堺くんとトトくんのルームキー。君たちは特別待遇で他の学生とは部屋が異なるんだ
もし鍵をなくしたり、何か困ったことがあったら受付にいる管理者に訪ねるといい」
「はい。わかりました」
「次に部屋を案内する」そう言って浅見さんはエントランスを抜けエレベーターに乗る
階は4階まであって押したボタンは3階。
「この屋敷にいる学生たちはみんな君と同じ、ドールとオーナーの関係を結んでいる。
いろいろと部屋で事件が起こったりするが気にしなくていい」
「え……」
何それ、聞き捨てならない言葉を聞きましたけど。
「まぁ、後に慣れる」
ポーンと音がなりエレベーターの扉が開く。
降りて廊下を歩いていくと遠くのほうからガシャーンと何かが割れる様な音がした
「!?」
「大丈夫。いつもの事だ」
そういってスタスタと歩く浅見さん。
まってくれ。一体何が大丈夫なんだろうか…
「さぁ、部屋に着いたぞ。306号室、ここが君たちの住む部屋だ
はい。ルームキーをここに差し込んで」
言う通りにし差し込んで開けるとそこには高級マンションの一室のような広い部屋があった。
「わぁ……」
本当に学生寮か?ここ…
「2人で好きなように使っていい。荷物とかはもう運んでもらったから手っ取り早く片付けよう」
そういって4人で荷物の整理をした。荷物が少なくて4人でやればすぐに片付いてしまった
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