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「うぉーー。疲たぁーーー」
俺は勢いよくベッドに飛び込む。ベッドはそれぞれ個人の部屋に1つずつ置かれている
俺の部屋に1つとトトの部屋に1つ。ダブルベッドが備わっている
「ていうか、このベッドめちゃくちゃ寝心地がいいんだけど…」
固すぎず柔らかすぎず、ちょうどいい。きっと高級なものなんだろう
(あぁ、何だか眠くなってきた…)
あまりの気持ちよさにウトウトしていると……
バキィッ!!
急に向かい側の部屋から大きな音が聞こえた
「!?」
なんだなんだ…!?
勢いよく起きて部屋から出る。
まさか誰かが侵入したのか……!?
音がした方に目を向けると、音の原因はどうやらトトの部屋から聞こえたらしい
「トトッ!!なんか大きな音がしたけど何かあった……の……か……」
扉を開けその光景を見た俺は言葉を失ってしまった
「あ、ゆーま」
「…………。」
そこにあったのはバキバキに崩れ去ったベッドの残骸
ベッドのスプリングがあちらこちらに散らばっていて木でできていたソレは見るも無惨な形になっている
入って行った時、トトは片足を上げていて俺に見つかると咄嗟に足を下げる。
そして彼はベッドの方に視線を向ける。
そしてもう一度俺の方に向き、えへっとお茶目な笑顔を出す
「ベッド、壊れちゃった♡」
「……なにしてくれちゃってんだ、お前はぁぁぁ〜〜〜!!」
俺の無惨な声が部屋中に響き渡る。
トトの肩を掴みブンブンと揺さぶる
「お前なにしてくれちゃってんの?誰がこのベッド弁償するんだよ!?」
揺ら揺らと揺れながらトトは両手を前にだす
「いやいや、誤解だよ。ベットに乗ろうとしたらこんな風になっちゃったんだって」
「嘘だろっ!さっきお前が片足上げてたのバレバレだからな!?」
トトの肩を離して見るも無惨な形になってしまったベッドの方に移動する
(もう無理だこれ……。直せない…)
座り込み頭を抱える
するとトトが俺の肩をポンっと置いた
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