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次の日の朝。
俺は朝早くに目を覚まし、さっそく昨日陽さんが言っていた事を確認するために隣で寝ているトトを見た
布団を深くかぶり俺に背を向けてまだ静かに寝ている
(特に変わった様子はないけど……)
昨日だって帰ってきた時は真っ先に俺に抱きついてきて深いキスをかましてきた
いつも通りとトトだったはず……。
俺は恐る恐る布団を捲り、トトの顔を確認した
「え……。」
嘘
「……成長してる」
少しだけだけど、でもこれは明らかに分かる
例えると、今まで小学生から中学1年生の間だったはずの顔が急に中学3年になったみたいな……
「……ん……」
「!!」
トトは小さく声を漏らし寝返りを打つ
少し…少しだけだが聞こえたトトの声
それは低い中性的な声に様変わりしていた
俺はなんだか怖くなってベッドから出て、リビングに移動する
カラカラと喉が渇き、台所でコップに水を入れ
それを一気に飲み干した。
「プハッ…!」
コップを置いて俺はヨタヨタとフラつく足取りでテーブルに向かう。
(そ、そうだ…。陽さんに電話しよう……)
なんだか訳が分からなくなって俺は携帯を取り、陽さんに電話をかけた
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