アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
ゑっ
-
俺はただ、目の前で起こった信じられない光景に口をパクパクさせていた。
――――――――――――その鉄アレイ50kgはあったはずだ。
しかも鉄だぞ?!!!
状況が飲み込めずただわたわたしていた俺を置いてリヴィは話を続けはじめた。
「詰まるところ、こうなります」
「っ・・・と、つ、つまり俺は・・・だから狙われるのか・・・?」
嘘だろ・・・、最悪だ。
そんなのどうしろってんだよ・・・!
そんな俺の心を察したかのようにリヴィは俺に優しい口調でなだめるように語りかけてきた。
「しかし心配には存じません。我々が必ずや主をお守りします。」
リヴィはそういって俺に微笑みかけた。
でも、まあなんだ。
リヴィが妖怪って知ってからこの微笑みが営業スマイルに見えて仕方ねーんだよ!?
分かる?!!!俺のこの複雑な気持ち!!
突然、リュウが待て、と口を挟む。
「おい、我々って何だ。俺はやらねぇぞ」
あ、これまた長くなる奴だ、と俺は察知した。
「ほぅ・・・、いつから貴様に拒否権が存在したか?喧嘩で一度も俺に勝ったことのないくせに」
リヴィの額に血管が浮かぶ、が顔はいつものように笑っていた。
「この元ヤンが・・・。」
「その呼び方はもうやめろ、下半身と上半身を真っ二つにされたくないのならな」
「あ?上等だコラ」
俺は今、とりあえず安らかに眠りたいがためにイライラしていた。
そしてそれは絶頂に達した。
「頼むからお前ら出てけ!!!!!今何時だと思ってんだ」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
13 / 13