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体育の時間
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奴に追われながら、僕はいつも通りの学校の日常を送る。
現在、丁度体育の時間が終わったところだ。
運動はあまり好きではないが、奴に追いかけられているせいで無駄に体力がついた...と、思う。
体操服の袖で汗を拭いながら、教室へと戻ると、
奴が僕の席にいた。
しかも...何故か、僕の服を持っている。
「何をしている」
「ホワッツ?! あっ、拓真! 奇遇だな、こんなところで! って、あれ!? 拓真すごい汗だくじゃん! 流れる汗がエロティックでそそるぜ☆」
「黙れ変態。 その手に持っている物を速やかに離せ」
「い、嫌だ! 断る! これは俺の家宝にする!!!」
「他人の制服を家宝にする野郎はきっとお前ぐらいだろうな」
「そんな...照れるぜ」
「褒めてなどいない」
早く着替えたかった僕は奴の背中に足蹴りをおみまいしてやった。
取り戻した制服は生暖かくて気持ちが悪かった。
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