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「江本。どうやら僕はお前がいないと生きられないようになってしまったようだ」
「...はい!?」
いつも通りの平日。
拓真は表情をピクリとも動かさず、突然そんなことを言ってきた。
お、おおお俺なしでは生きられない!?
何その素敵な響きの言葉!?
しかも拓真からそんな素敵な言葉が聞けるなんて......!!!
「ど、ど、ど、どうしたんだ!? 拓真!?」
「生きられないというのは流石に言い過ぎか......でも、あながち間違いではないと思う。 江本、どうやら僕は、気が付いたらお前のことが大切になっていたようだ」
「......っ! .........っっ!!!」
思わず感涙しそうになる。
ついに!
ついについについに!!!
俺と拓真は正真正銘結ばれたのだ!!!!
この前は早とちりをしてしまったが、今回は間違いない!!!
お母ちゃん!
俺やったよ!!
可愛くて素敵なお嫁さんゲットしたよ!!!
「ということで、改めて、
友達として、これからも仲良くしてくれ。 あ、セクハラはそろそろやめてもらえると助かる」
...お母ちゃん、どうやらまだ道のりは長いようです。
というか、今まで友達としても認識されていなかったようです。
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