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訪問する
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なんやかんやしていたら、いつの間にか江本の家に訪れる予定の土曜日になった。
友達の家に行くなんて何年ぶりだろう。
近所の和菓子屋で買ってきた手土産を片手に、江本に教えられた住所の場所に行く。
相手は江本だが、一応、お邪魔させてもらう身分だからな。
手土産くらいは持っていく。
江本と書かれた表札の横にあるチャイムを押す。
押した後にピンポーンという一般的なチャイム音が響いた。
そのチャイム音の後、家の中からドタドタと走る音が。
予測通り勢いよく玄関の扉が開かれた。
「拓真! よっ、ようこそッ!!」
「ああ...お邪魔する」
「どうぞどうぞ!!! もう好きなだけお邪魔してって!!」
かなり興奮気味の江本。
僕が訪問しただけでよくこんなに喜べるな...。
逆に感心する。
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