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部屋に案内される
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「江本、土産だ」
部屋へと案内されている最中に、江本に手渡す。
「え!? わ、わざわざありがとう...!! 永久保存するな...!!」
「永久保存なんてしないで早めに食べてくれ。 ......まさか、前にあげた飴も食べていないのか...?」
「拓真から初めて貰ったプレゼントだぜ!? 食べれるわけないだろ!?」
「馬鹿野郎! 早く食べろ!! 食べ物に失礼だ!!」
なんて会話を交わしていると部屋に着いた。
"SYUYA"というネームプレートが下がっているのを見たところ、こいつの部屋なのだろう。
部屋の扉の先を見ると...
一面、僕の写真が貼られていた。
...ある意味ホラーだ。
「...あっ、ああー! 間違えた! ここ、俺の部屋じゃなかった!!」
「...ネームプレートが付けられているが」
「んん? えす...わい...ゆー...わい...えー? うーん、読めねぇ!!!」
「嘘を吐くな。 学年トップ」
「え、えーっと、えーっと......は、はい...俺の部屋です......拓真が来ると思って楽しみにしすぎて部屋の掃除をするのを忘れてました...ルンバくんの存在忘れてました...」
このあと、観念した江本は部屋に上げてくれた。
僕は勿論、問答無用で部屋に飾られている僕の写真を全て破り捨ててやった。
江本が泣き喚いていたが僕にはそんなことどうでもいい。
ざまあみろ。
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