アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
強引に誘われる
-
リクエスト①
「拓真! デートしよう!!」
休みの日。
突然僕の家に押しかけて来た江本はそんな突拍子もないことを言い出した。
何もかもが突然すぎて僕は返事をすることも忘れ、江本の格好をまじまじと眺めた。
江本の格好は黒の軽めのジャケットを羽織い、白いTシャツを着ている。Tシャツには派手な柄がプリントされている。
ズボンは黒のジーンズ。
チェーンのネックレスがきらりと胸元に光っている。
...ふ、不覚にもかっこいいと思ってしまった。
江本の姿を眺めてから、ふと疑問が浮かぶ。
こいつはなんで僕の家の場所を知っているんだ?
「そんなにもじっくりと見られると修哉くん照れちゃう...! でも拓真ならいくらでも見てくれて構わないぜ! むしろ見て!!」
「じ、じっくりなど見ていない!! 見ない!!」
「そうか? ...ま、いいや! そんなことより出掛けようぜ! デート! デート!!」
僕の腕を引き、今にも飛び出さんとする江本を見て、これはもう行かざるを得ないと察知した僕はなんとか江本を制止してから、出かける準備をし、仕方なく江本とデートに出掛けることにした。
数学の予習をするつもりだったが...まあいいだろう。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
83 / 224