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教室
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教室。
そう聞くだけで激しい頭痛に襲われる。
いつも隠しているが今も教室の前で足が震えている…
もう昔の僕を知っている人はいないのに…
後たったの一歩。その一歩が怖い。
早く入らないと後ろには龍斗君がいるのに!!
動けよ僕の足!!
震える足を精一杯の力で持ち上げ一歩進む。
あぁもうあの日々はないんだった。
過去に捕らわれてはいけないな…
龍「…なぁ」
友「はひっ!」
いきなり声かけないでよぉ〜。はいって言えてないし…
龍「なんで震えてんの?」
友「…………………僕、冷え症なんですよね
っ!?だ、だからその~寒くて!?」
龍「……………………………ふーん」
良かった~!納得してくれたよ!嘘ついて
ソーリー♡騙されるのがいけないんだから!
龍「ならさなんで…………………」
友「??」
龍「呼吸が乱れてたの?」
友「ぅっ!?それは…その…咳ですっ!そう
咳!僕の咳かわってるんですよねっ!?」
龍「ふーん…………………でその咳いつしたの?ニヤニヤ」
友「え?……!?………ち、小さくて聞こえなかったのかなー?ははは、はは?」
こいつ!かまかけたな!僕の嘘のセンスがなかったらどうなっていたか!みんな今の間にきたし…………………
今日はなんだか嫌な予感がする。。。
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