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演説
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なんかさっきからこのパターン多いな…とか考えながら少し涙でぼやける目を向ければ
「………母さん。。。」
すると母さんはこっちを見た後に一瞬悲しそうな顔をして父さんの方に向き直った。
「ねぇ。それどう言う事?あたしが馬鹿女?は?ふざけんのはその汚ねぇ性格だけにしとけや?
ほーぉ会社をリストラされたらあたしに身体を売らすって?ばっかじゃないの?もし身体を売って金稼いだとしてあんたなんかにやるはした金はないから。
それと、自分が1番見たいな言い方してるけどさ、お前が一度でもあたしに口答えした事あったっけ?ないよなぁ?
いや、始めはしてたけどあたしが元ヤンだって知ってから態度が変わったもんなぁ?ちがうか?あ?………」
それからも母さんは1人で喋り続けた。僕等が呆気に取られる中2人の反応は違うかった。
父さんはさっきまでの自信の欠片も見えない弱々しい態度に。
龍雅君はなんだか懐かしいものを見るような目で。
それから30分やっと母さんの演説が終わった。
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