アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
ナースコール
-
その後は質問もなく
休んでていいよ
と言われて何かを握らされた。
?何これ?棒?
前が見えないから何かがわからない。
「それはナースコールのボタンだからね!それは何か体に異変とかがあったら押してね!
どんな些細なことでもいいからね!お腹減ったでもいいからね!」
え。お腹減ったとかで押してたらダメじゃない?
とか、思いつつもゆっくりと頷いた。
だって手が握れないから。握ったらナースコール押しちゃう。
「よし!あぁ後、さっきまでお友達たくさん来てたんだけど面会時間の関係で帰ってもらったからね。。。ごめんねもう少し待ってもらってたら良かったんだけど…それが出来ないから…あと友希くんが目覚めたこと連絡した方がいい?しない方がいい?」
どうしたらいいんだろう。皆を驚かせたいから黙っておきたいけど…
僕はゆっくり頷いた。
「なら伝えるわね。後でご飯持ってくるよ。あと今は夕方の7時だよ」
もうそんな時間か。
僕が伝えてもらった理由は
皆を心配させたくないから。
咲希おばさんを楽にしてあげたいから。
ただそのふたつだけ。。。
あとはなにもない。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
114 / 155