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突然変異
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それから長々と親戚の話をされてうんざりしてきた頃バンッって大きな音がした。
え!?なに!?
「先生!!206号室の患者さんが目を覚ましました!」
…………206?
それって…
「ほらね?あたしの勘はあたるのよ」
「うそ…母さんが…?」
頬を何かが流れた。
?
何これ?
ぁ、僕泣いてるのか。。。
最近泣いてばっかだ…
女々しくなったのかなぁ…?
いや、人前で泣けるくらい成長したのか
だったら次は僕が母さんを変えなきゃ…
「…僕を母さんのところにつれてって!!」
「はいはい…困った親戚だねぇ」
「はやく!!急いで!」
「わぁかった!わかってるって!…ちょ、痛っ…叩かないで!?」
「あ!?そんなんしらん!」
「あれ!?君そんな性格だった!?」
「突然変異だよ!!」
「まぢか!かっけぇ!……って、んなわけあるか!」
もうすぐで母さんにあえる…
やっと現実であえる…!
そう考えたら胸が少し軽くなった気がした。
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