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心のリミッター
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でも悩みは一つ消えた。
「…………久しぶりね。友希。体調はどう?もう大丈夫?」
「……うん。大丈夫。咲希おばさんも元気だった?」
「あたしは大丈夫よ…」
「そっか…」
沈黙が辛い…!
だって今日来たってことはうちでは住めないって言いにきたんだろう?きっと。
そんなの聞きたくない…
でも、また一緒に暮らしたい…
次は母さんも一緒に…
そんな願望は叶えてくれる神様なんかいないけどね。
「………今日はねあなたに謝りたい事があるの。…聞いてくれる?」
「……っ!…うん」
あぁやっぱり。。。
少しでも神様に期待した僕が馬鹿だった。
もう前の暮らしは諦めなきゃ…
よし。一人暮らしにするか…
「…あんなことしといて言える立場じゃないんだけど、それはわかってるんだけど…!もう一度私にチャンスをくれませんか…?もう一度私にあなたを育てさせてくれなせんか…?」
いや、ルームシェアと言う考えも…って
「…………え?」
「図々しいのはわかってる。けど!あなたと暮らしたい!真希姉さんが退院したら真希姉さんも呼んで3人で…暮らしてくれませんか…?あの馬鹿男とは昨日離婚してきた。だから来れなかったのは離婚裁判があったからで…。だから一緒に暮らしてくれませんか…!?」
そんな、、、そんなのって…
「………いいの?一緒に暮らしても…」
「…うん。…ウチに来てください!」
「……行く!また、、一緒に…暮らしたいぃぃい~…うぅ…ふぇ、、ヒック…うぁぁ…これっから…ぅっ…よろじく…お願いじまず~」
なんだろう。
心のリミッターが外れた気がする。
心が軽いや…
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