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退院【午前中】
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退院の日がやってきた。
午前中簡単な検査と質問とかして精神状態のチェックして荷物の確認をして母さんと話した。
母さんと咲希おばさんと三人でこの前話して僕と咲希おばさんの二人暮らし、で途中で退院した母さんが加わって三人で暮らすことになった。
「…母さん今まで見守ってくれててありがとう。何度もくじけそうになったけどその度母さんのこと思い出して前に進めた。…本当感謝してる。…これからもよろしく!」
久しぶりの笑顔に自分自身驚く。
やっと…笑えた…
「…私は見守ってなんかいないわ。確かに心配だった。でも前に進んだのはあなた自身の力よ。自分を信じれないなら他人は信じたらダメよ?まずは自分のことを考えなさい。その後他人のことを考えて。…約束よ?」
母さんはいたずらっ子のようにクスッと笑った。
自分を信じる…
「…うん。約束…」
何年もしてなかった約束に心がくすぐったくなった。
これからも自分を信じて…
他人は後回し…
ふと、他人のことを考えたら一番に『彼』の顔が浮かぶ。
いつもクールにきめてるのに
たまに優しいところがでちゃって
幼馴染を制してるつもりだけど
逆に制されてるのに気づかない
とっても格好いいひと…
僕のパートナー…
あの制度はまだ続いてるのかな?
続いていて欲しいな。。。
そしたら自然に隣にいれるのに…
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