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友達10人
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「ほんとか!?ありがとう!アイツ喜ぶよ!絶対!」
「…まぁちょっとは感謝してあげる」
「「気持ち悪い」」
「え。」
なんて笑ってたら母さんが車椅子に乗ってやってきた。
結構回復したけど左腕の点滴はのけれないみたいだ。
「あれ?友達?はじめまして。友希の母です。」
「あ、はじめまして。友希くんの友人の山村尊です。よろしくお願いします」
「…おなじく越智伸哉です」 ボソッ
「「声ちっさ!」」
こんな時に人見知りツンデレキャラださないで!?
「…そうか。友希には2人も友達がいたのかー。母さん友達ゼロかと思いよったわ」
「流石にそれはないよ…」
「…………………本当は後8人いるんですけど」
「あら、そうなの?」
伸哉くん…
そんな棒の影に隠れてなかったら最高なんだけどな…
ん?8人?
龍斗くん、晴ちゃんと拓人くん……幸くんと周くん、後…だれ?
でも…聞きにくい…
自分の友達がわかんないとか…
え?ほんとにだれ?
そう考えていたら気づいたのか尊くんが小さな声で
『山本船介と龍雅と宮本浩輔だよ』
龍雅くんと浩輔くんは友達か?
どっちかというと知り合いが正しい気が…
てか、なんで山本くんのこと知ってんの?
あの人僕苦手…
目が恐い。目つきとかじゃなくて
なんか…雰囲気が…恐い…
「そっか…そんなにいたのね…」
母さんは泣いていた。
でも僕は山本くんの目つきのことが気になってしょうがなかった。
しょうがないでしょ?気になるんだから。
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