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宝物
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「…そういえばそろそろ咲希迎えに来る時間じゃない?準備大丈夫?」
「もうそんな時間か…荷物は大丈夫昨日のうちに終わらせて…あ!引き出しに本入れっぱなしだった!気づいて良かった〜!」
「…なんかその本古くない?」
「…うん。なんか…幼い感じ」
「そうだろうね…これは小さい時に幸くんと周くんがお小遣いをためて買ってくれたんだ…」
だから僕の宝物だよ……
『じゃーん!みて!僕と周くんからのプレゼント!』
『あ!ずるい!周からのでもあるんだから一緒に渡すって言ったじゃん!友希ちゃん!周も一緒に買ったんだからね!』
『うん!2人ともありがとう!でも…どうやって買ったの?』
『えへへ…お手伝い頑張ったの…!』
『周はね!"ちょきん"してたんだからね!』
『へへ…2人ありがと!だ〜い好きだよ!』
懐かしいなぁ…
今はまともに話もできないのに。。。
過去にすがるのは嫌いだけどこればっかりはやめれない…
過去が捨てられないまま進んでいく。。。
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