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沈黙
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皆に荷物の整理を手伝ってもらって居間でくつろいでいた。
そしたら急に2人が帰るって言い出すからどうしたのか聞いたら妹や弟のお迎えがあるらしい。
2人とも同じ小学校の児童クラブに入ってるんだって!
だからいつも一緒に迎えにいくみたいだ。
外までお見送りしてから家に帰っておばさんとお茶を飲んでいた。
…とても気まずい
何を話すべきだ?
謝ってもらったし僕のこと大事にしてくれるってわかるし安心できる沈黙だけど…
痛い!沈黙が痛いよ!?
お願いだから何か喋って!?
すると僕の心の叫びが聞こえたのかゆっくりと口を開いたおばさん。
「…………………お茶が美味しいね」
「………うん、美味しい」
…………………。
確かに何か喋ってとは言ったけどね!?
もうちょっとあるでしょ!!
なんか…こう……あるでしょ!?
「…………………今日は天気が良いね」
「…………咲希おばさん、今日は曇りだよ」
初対面の人見知りの人でも言うならまず天気確認するでしょーが!!
ちゃんとみて!?
「…………………」
なんか喋ってくれない!?
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