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登校
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今までと同じ通学路のはずなのに前とは違うものが見える。
前は暗い部分しか見えてなかったけど今見ると、、、
水を撒いてもらって活き活きしてる草花。
太陽に雫が反射して朝の光をより一層映えさせる。
集団登校してる小学生
学校に行くのが楽しくて仕方ないという顔だ
友達や恋人と登校する中学生
テストが終わったところなのかなんと解答したか聞きあってる。
怠そうにする高校生
何人もの奴らがフラフラして顔色が悪いからテスト中なのだろう
朝から家の前でラジオ体操してる老夫婦
2人で悪態をつきながらも横を離れようとしないのを見ると仲が良いのだろう
今まで僕は世界の何を見て生きるのを諦めたのだろうか。。。
この世の一部分だけ見て素晴らしいと感じれるのになぜ…?
この世は美しくない。けれどそれ故美しい。
矛盾してるじゃん。。。
と考えていたあの頃とは違う。
この言葉の意味を理解できる
今まで僕は世界を見た気でいた。
だから勝手に諦めれたのだ
本気で世界を見ると自分の役目が山ほどある
それは責任重大で勝手に辞めるなんてできない。
それと一緒で僕は仲良くなったつもりだった
だからつもりを卒業して
本当の友達に…なりたい…
なってくれる…?
龍斗くん……
みんな…………………
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