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告白
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教室に着いたのはいつもより20分はやい時間
なのにもう彼はいた。
「…お待たせ。龍斗くん」
「……………いや、ちょっと寝れなかっただけだから」
「…………」
「…………」
沈黙…
昨日龍斗くんは頑張ってくれたんだ。。。
今日は僕が頑張らなきゃ…!
「あの!」 「なぁ」
「「………あ、先どうぞ」」
なぜかぶってくる…!?
「…はっきり言ってくれて大丈夫だから。。。」
「………」
「…ははっ。気持ち悪いだろ?男に告白とかされて、、、しかもごっつい野郎に。。。」
「………そんなことない」
「え?」
「…そんなことないよ。龍斗くんは気持ち悪くなんかない。いつも人のことを見てくれて小さな変化に気づいてくれて僕のために走ってくれて、、、僕はそんな龍斗くんだからこそ惹かれたんだ…!」
「惹かれ……え?じゃあ…」
「……うん。僕の方こそ付き合ってください」
「……っ、」
僕等は何も考えず、どちらともなく抱きしめあい触れるだけのキスをした。
「……好きなんだ。どうしようもないくらいに」
「……そんなの俺もだよ…」
「…僕の方が愛してるよ」
「…俺の方だな」
「いぃや!僕のほうが!」
「違う!俺のほうが!」
ガラガラッ
「おはよーさん!」
「「どっちだと思う!?」」
「え!?なにが!?」
あ、尊くん。
来たんだ…
もう少し2人っきりになりたかったな。。。
するとそんな思いが伝わったのが彼が
『俺の愛の大きさ教えてやる…
後で覚えとけよ…』
と、耳打ちしてきた。。。
ふっ。
負けるもんですか!!
だって僕はNEW北川友希ですから!
END
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