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昼の情事と愛の応酬 04
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ゆっくり指を抜いて、浅いところまで来たら深くまで一気に突っ込む。
そうやってピストンするたびにぐちゅっぐちゅって淫猥な音が鳴って俺の興奮を煽る。
中指に添えるようにして人差し指もあてた。
滑りが足りないといけないから、唾液をたらーっと垂らす。
さすがに二本目はすんなりとはいかなくて半ば強引に押し進めた。
はやく、はやく此処を溶かしたい。
俺のチンコぶっ刺して奥まで激しく突いて芦川さんをぐっちゃぐちゃに犯したい。
欲が頭を支配した。
「あっ、や、待って…!かず…ぁ、かずまくん…!」
その時、芦川さんの俺を呼ぶ声が聞こえてはっと動きを止めた。
芦川さんは、泣いていた。
慌てて孔から指を抜いて細い身体を抱き締める。
「すっすみません!痛かったですか?」
「ちが…違くて……。か…和真くん、見えないし…。黙ってる、から、ごめ…なんか、怖……」
かたかたと震える腕は快感からでないことくらい分かった。
手ぐらい繋いでおけば良かったと激しく後悔する。
つい急ぎすぎてしまう、駄目すぎだろ俺。
「すみません…」
涙を舐めとって、ちゅっとキスしながら頭を優しく撫でる。
細い髪がするする指通りよく流れた。
俺の首筋に顔を寄せる芦川さんが愛しくて、だから余計に申し訳なくて仕方ない。
「オレもごめん、泣いたりして……。もう大丈夫だから。ね……続き、して?」
しばらくして落ち着いたらしい芦川さんは、また欲を宿した瞳に変わり俺を誘う。
いいんですかなんて野暮なことは聞かない。
「芦川さん……」
「う、あ!」
ちゃんと片腕で芦川さんの肩を抱き肌を触れ合わせながら、自分の指を舐めて濡らして孔へ滑らす。
二本、ナカへずっぷりと埋めた。
「わかります?芦川さんの後ろ…ヒクヒクして、俺の指食ってるの……」
何も言わないのが怖いと言われた。
だからちゃんと俺が、
――あなたの好きな和真くんが芦川さんに触ってるんだって教えてあげた。
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