アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
喜ばせてやりたかっただけだ。
-
及「まっつーん!!」
松「ん?何、どうかしたの?」
聞きたいことがあってさと言うとまっつんの頭には?が浮かんでいた。
及「あのさ、岩ちゃんと最近仲いいけど何話してるの?」
松「……」
及「なんで教えてくれないの??なんで!ねぇ、まっつん!!」
松「…そのうち分かるから、とりあえず機嫌直して?」
及「やだっ!教えてくれるまで離れないっ!」
松「……及川、分かってくれ。」
及「嫌だ…絶対に嫌だっ…(ポロポロと涙を流す」
松「……及川。(トンッと優しく及川を床に押し倒す」
及「は、離してっ!!やだやだっ!いくら及川さんがキュートでもまっつんにはマッキーがいるでしょっ!!」
まっつんに絶賛床ドンされてる俺。
いつもあんな冷静なまっつんの男らしい部分なんて見たことがなくて不覚にも少しときめいたり……したら岩ちゃんに殺される……
松「……及川、俺と付き合ってよ。」
及「はぁっ!?何言ってんの?意味わかんないよっ!まっつんはマッキーの事大好きって言ってたじゃん!」
松「岩泉にも相手にされなくて寂しいデショ?俺が相手してあげるよ。」
及「…んな……ない……」
松「何?」
及「そんなことないっ…!!」
松「じゃあ、聞くけどさ…いつも殴られたり、話を聞いてくれなかったり…岩泉は本当に彼氏と呼べるの?俺だったら好きな奴を殴ったりしない、絶対に。」
及「……呼べるよ、岩ちゃんは俺が辛いとき、悲しいとき…毎回助けてくれた。俺を殴ったり、話を聞いてくれないのはそりゃ恋人とは言えないのかもしれないけど俺にとったら岩ちゃんしか好きになれないんだよ、今までもそれにこれからも。」
松「ふっ……く、ふ……っ」
及「ちょっとまっつん!?大丈夫?」
いきなりまっつんが笑い始めちゃった。そしたらねもうひとつ笑い声が聞こえて、まっつんが俺の上からどいてくれた。
花「松川ーー!!!(抱きつく」
松「おぉ、花…!(抱きしめかえす」
及「マ、マッキー!気を付けてそのまっつんは…!(立ち上がって二人に駆け寄る」
岩「……お前はこっちだ。(及川の腕を引く」
及「岩ちゃんっ!?な、なな、なんでここにっ!?」
岩「…しっかりつかまっとけよ?(お姫様だっこして教室から出る」
及「えっ!?///岩ちゃん恥ずかしいよっ///おろして//」
岩「嫌だ」
及「なんでそんな機嫌悪いのさっ!」
岩「……俺だってお前に触れてたい。」
あ、あの岩ちゃんが……デレタァァァアアアッ!!!////
え、ヤバイ及川さん幸せすぎて死にそう。
及「そ、そっか///あのさ、俺たちは一体どこへ向かってるの??」
岩「部室だ。」
及「そっか部活の開始時間過ぎてるもんね……ごめんね?」
岩「いや、そうじゃねぇんだけど……まぁいい……入るぞ?」
岩ちゃんがお姫様抱っこしたまま俺と部室に入るとそこにはレギュラーの部員達と、監督、溝口くんもいた。
及「え?なにこれ?」
せーのという矢巾の合図で1、2年が一斉に
1、2年「「及川さん、お誕生日おめでとうございます!!」」
皆の声と共にパンッ!とクラッカーの音。
部屋を見渡せば綺麗に装飾されており壁に貼られている画用紙には大きな文字で『主将、いつもありがとうございます』と描かれている。
岩「及川、誕生日おめでとう。」
岩泉に言われやっと気づく
及「あ、そういえば誕生日だった…!」
岩「はぁっ!?覚えてなかったのか?」
及「いや、だって岩ちゃんが…冷たくて……も、う……大好きだ、よ…お前ら…」
まさかの部員からのお祝いに泣いてしまい岩ちゃんや矢巾は嬉しそうに笑っていて
金田一や、渡っちも涙を流れ始めている。
国見ちゃんと狂犬ちゃんは涙を流し始めた二人をわらっていた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
8 / 17