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誕生日1 ......ユキ視点......
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誕生日当日。俺は早く目を覚ましたため、身支度をし外に出た。少し薄暗い世の中で俺は近くのコンビニに向かった。
(何も用意してなかったな......)
ピーンポーンっ
「いらっしゃいませぇ〜♫おっ?」
「あっ...こんばんは」
コンビニの夜中の時によく合う人・イクヤさん。俺がはーちゃんの親父さんに出会う前もここに寄っていた。
「なんかあったんだろ?」
「えっ?」
「だってお前誰かとなんかあったりするとここ来るだろ?」
「確かに...」
イクヤさんの言ったとおりだ。学校や託児所でゴタゴタあるたび向けだして、ここへ来てた。その度に愚痴吐いてた。
「で、今日は?」
「えっと...実は」
昨日のことやケイちゃんのこと全てイクヤさんに話した。思い出しながら話すたびに涙が流れ落ちそれを拭おうとイクヤさんがハンカチで拭ってくれて...話を終えると奥の扉へ行った。戻ってくると小さなケーキが出てきた。
「これ持ってけ」
「ぃ、いいんですか?」
「あぁ。それとこれサービス」
そう言って出してきたのは、ケイちゃんが前に欲しいって言ってたネックレスだった。ネックレスの入った袋を抱えケーキの入った箱を持ち、コンビニを出た。
「ありがとさん、報告待ってるぞ〜」
「はい!」
早く行ってドッキリさせたくて、早足で邸に戻った。
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