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危険な薬3
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..惚れ薬だ」
「ほ、ほ、惚れ薬いいいい!」
「ああ」
「惚れ薬って.....なに?」
ゴウセルは少し溜め息をつくとオイラに分かるように説明する。
「惚れ薬を飲んだら目の前にいる人を好きになってしまうものだ」
「そ、そうなの?だから追いかけてきたんだ...でもいったい誰がそんなものを学校に?」
「ああ、これは間違いなく....マーリンのものだ」
「マーリン。あの科学先生?」
「ああ。そのマーリンがこれを作り、効くかどうか生徒で実験していたらしい」
「そっか....何か酷いね」
「まあ、俺達は普段遅く登校しているからこの薬を飲まなくて良かったのだろう」
「なるほど」
「たかが薬だ。効果が切れたら生徒も元に戻るだろう。効果が無くなるまで個々に身を隠くそう。」
「オイラ、ここに居ていいの?」
「ああ、別に構わない」
「団長達大丈夫かな?」
「心配ない。団長バン、王女、ディンヌはもう校舎にはいない」
「上手く外に出られたんだ良かった」
「そうだな」
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