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二人の空間2
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(な、な、何してんのっ!?ゴウセル!)
何て言葉には出さず心の中で叫ぶ
ゴウセルはいつの間にか脱いでいた自分のカーディガンをオイラに差し出してきた
「え?え?早く着ないと風邪引くよ?ゴウセルYシャツ1枚で寒いでしょ?」
「俺の身体は丈夫だ。すぐに風邪をひくようなやわなつくりではない。だがキングはすぐに風邪をひきそうだな貧弱だから」
「悪かったね貧弱で.....でもありがとう。お言葉に甘えて着させて貰うよ」
ゴウセルの手からそっとカーディガンを受けとると
ゆっくりと袖に腕を通す
分かってたけど。このカーディガンすっごくサイズが大きい。まぁゴウセルとオイラは体格の差があるし、仕方ないか...
でも、このカーディガン.....。暖かい..かも
「今までゴウセルが着ていたからかな?」
「何がだ?」
「このカーディガンすごく暖かいから...ゴウセルの体温高いのかな...?」
「分からない」
「えー」
「だが、きっとキングは暖かいのだろうな」
「何で?」
「なんとなくだ」
「なんとなくって....はあー」
オイラの溜め息を最後に会話が途切れた
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