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転校生2
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ガヤガヤ ガヤガヤ
今、倉橋愛花はクラスの奴等に囲まれている。倉橋は見た目から言って綺麗で可愛いという分類に入るだろう。テツヤの方が可愛いし、綺麗だが。髪は黒色で腰までのロング。目は髪同様黒でパッチリしている。テツヤは、綺麗な水色の髪とアイスブルーのぱっちりな目だ。さっきから倉橋の目線が僕にちらちら送られてくる。はっきり言ってイライラする。
「征くん?どうかしました?」
「いや。何でもないよ。(テツヤ、マジ天使!!)」
「そうです?オーラが大変な事になってますよ。それにしても倉橋さん人気ですね。」
「そうだな。ねぇ、テツヤ、浮気したら許さないよ?」
「(クスッ)当たり前でしょう?僕の好きな人は君だけですよ」
「そう。よかった。」
「それより、君に視線を送っているので僕より君の方が心配です」
「あるわけないだろ?絶対に」
「そうですね。一応、気をつけてくださいね。」
僕は、テツヤの耳元に口を近づけて
「テツヤ以外を好きになるなんてありえないよ。僕が愛しているのは、テツヤだけだよ?」
「(カァァァ)ぼ、くもです」
「うん。よかった。」
その時、倉橋が僕たちを、否、テツヤを睨んでいる事に僕は気づいた。先手必勝。手を打っておくか。
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