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僕への罰
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今日は金曜日で、明日と明後日は休みなので征くんのお家にお邪魔しています。そう。僕は気づいていなかった。征くんの恐ろしさに。そして、地獄の時間の始まりに。
「テツヤ、僕の部屋で待っていて。」
「はい。わかりました。」
トコトコ ガチャ
「相変わらず、綺麗ですね。」
ガチャ
「テツヤ、紅茶を用意したから飲んでね。」
「はい。わかりました。」
ごくごく
僕はこの時点で気づくべきでした。「用意したから」という言葉は、紅茶を征くんが用意したことになる。征くんのお家は使用人の人たちがいて、征くんが紅茶を用意することは、まず、ありえない。そして、「飲んでね。」という、命令のような言葉に。
「?何か眠く・・・」
ドサッ ガッシャーン
僕が倒れたと同時に手に持っていたカップが落ち、絨毯にシミをつくる。そして、意識が途絶える前に見た征くんの顔は、今まで僕が見たことのないような冷酷な笑みを浮かべていました。
「テツヤお前は、僕のものだ。それを、教えてやる。」
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