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軟禁
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「うっ?うん?」
僕が目を覚ますとそこは知らない部屋だった。部屋は、十二畳ほどで白を基調とし、僕が座ってるベッドが一番角にあって近くに椅子と机とテレビしかく、その他は何もなく簡素な部屋だと僕が思っていると部屋の一つのドアが開きました。ちなみにドアは二つあります。一つが開いたということは、もう一つはトイレや風呂場に行くためのドアだと思います。
ガチャ キィ~~
「やぁ。テツヤ、起きたようだね。」
「せい、君?」
僕は、征くんが少し怖いと感じました。征くんは笑っていますが、目が笑っていません。
「テツヤ、どうして震えているの?」
「ふっ、震えてなんて・・・」
「(クスッ)そんなに僕が怖い?」
「あっ、えっと・・・」
「やっぱり怖いんだ。」
「そ、んなことより、どうして監禁みたいなことを・・・」
「だって、テツヤが僕との約束を守らなかったからだよ?」
「や、くそく?」
「うん。倉橋愛花と会うときは僕に必ず言ってから会うって言う約束だよ?」
「え?そんなことですか?」
ピクッ
「そんなこと?」
僕が「そんなこと」と言うと征くんの顔から笑顔が消えました。笑顔ではなかったですけど・・・
「へぇ~。テツヤにとって僕との約束はそんなことなんだ。」
「ちがっ!!」
「何が違うの?テツヤは今、そんなことって言ったよね?」
「そっ、それは・・・」
「まぁ、いいや。これからテツヤの体にたっぷりと教えてあげる(黒笑)」
「あっ、うっ、ごめ、んなさ」
「ダメ。許さないよ。明日は、ちょうど部活も学校も休みだし、テツヤの親には僕の家に泊まるって言ってあるから、大丈夫だよ。後、監禁じゃなくて軟禁だよ?」
「・・・はぃ。」
僕は監禁じゃなくて軟禁をされることになりました。
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