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貴斗くんと春汰くん
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ふわふわの明るい色の髪の毛と長い睫にふちどられた緑色の大きな瞳。雪のように白い肌。
「春汰」
「なにー?」
「重い」
俺の膝に乗ったそいつはひどーときゃっきゃと笑った。
春汰。中学の時俺んちの隣の部屋に越してきたそいつは良く言えばフレンドリーで悪く言えば馴れ馴れしいそんなやつだ。
気づけば俺の隣にいるのはコイツになっていた。
「ねー、貴斗今日泊めて」
「はぁ?」
くるっと俺の方を向いて人懐こい笑みでにっと笑った。
「貴斗んちママさんもパパさんもおらんのやろ?」
ダメ? と小首をかしげたその姿はそこら辺の女子より可愛い。未だに抜けない方言も可愛さを増している。
思わず頷くとぱあっと表情が明るくなった。
「やった!! やっぱり貴斗や。貴斗のそういうとこ好きやきね」
そう言うとギュ、と俺に抱きついて頬にキスを落としてきた。
こいつの親父さんは外国人でその影響かこいつはスキンシップが多い。
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