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早瀬ってどんな奴?
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「るーいっ!何考えてんの?」
ボーッとしていたら凪仁に声を掛けられた
「え…あ、いや…別に」
言えねぇ…
早瀬のこと考えてたなんて言えねぇ
ホント、どうしちゃったんだよオレ…
「そんなわけないだろ~?俺には分かるんだぞ?お前………恋してるだろ!!」
「…………………は?頭大丈夫?」
オレが?早瀬に?
「な、なんだよ!大丈夫に決まってんだろ!なぁー、どうなんだよ~」
「ない」
「即答!?いや、それはない!!俺には分かるんだあああああ!!!」
ドォン、と机を叩きながらそう言われる
んなこと言われてもなぁ…
アイツの良い所って言ったら、飯くれるとこくらいだし……
「なぁ…例えばさ、1日中ソイツのこと考えてたらそれは恋なのか?」
「そうゆうわけではないけど…」
うーん…
あ、そういやコイツ彼氏いるんだった
「ならお前は1日中白波先輩のこと考えてんの?」
「へっ!?え、あ、えっ…いや…えとぉ…ゆ、ゆゆ、唯翔は関係ないだろっ!!」
へぇ…もう名前呼びなのか
「………琉希」
あれ?
「え、何。お前早瀬が好きなの?」
「は?だから違うって…」
なんでアイツの名前……
「あああーー!!もう分かんねぇ!!なぁ、凪仁!!」
「へ、は、え、ふぁい!!」
「早瀬って、どんな奴!?」
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