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新学期_9
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それから時間も進み、料理も完成した頃
皆でご飯を食べようとしたときに祥の携帯が鳴った。
「ごめん、皆で先食べてて?」
「ん、じゃあ先食べよ、いただきます。」
そう言葉をかける祥に陽が一言返事をしてご飯を食べ出す。それに続くようにハル達も「いただきます」と挨拶をしてご飯に箸をつけた。
陽の手料理は本当にどれもこれも美味しく、素直な光は「陽くんのご飯がいい」なんてことを言ってはハルへバッシングの嵐だった
数分のあいだご飯を皆で楽しく食べていると電話を終えた祥が戻り「ごめん、直輝も来るみたい」とそう呟いた
直輝と言われた人物はさっき話した唯一、祥に恐れをなさない勇者だ。
直輝と祥はハル達と同じく昔からの友人であり二人はいつも一緒だ。
そんな直輝を相手だと祥は自身のペースを崩される為にいつも直輝への当たりはドライだ。
だがそんなの構わないと直輝は
「ん〜っ今日も祥は可愛いねっ」なんて言っては祥のほっぺにキスしたり、その為祥はもう怒りを通り越していつかどこかで直輝を警察につき渡そうと思っていた。
そんな直輝がきたらもっと楽しくなるだろうな〜と思ったのと、ハルの気持ちは直輝にはバレているのだろうと考えた。
気づいているけど蔑むこともなくむしろ後ろ押ししてくれるかのようにフォローしてくれたりしていたのだ。
そのため勿論ハルも直輝が好きだし、
陽も直輝が好きだ。
だから直輝が来るの事は大歓迎だがいかんせん祥はさっきから鬱陶しそうな目をしてご飯を食べていた。
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