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バーベキュー_3
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やっと山を下りゴールにたっている担当の先生にクラスと名前を言って無事に帰ってきたことをつげる。
先生から向こうに皆居るからと教えてもらいクラスの方に向かうと俺達が最後らしくこれでやっと飯の用意できるぞーと男子が騒いでいた。
それからはあっという間に先生の説明が終わり、前から分担されてた担当に別れて料理をしたり機材を運ぶやつや火を起こしてくれてたりだとか各自楽しそうに仕事に取り組む
陽ちゃんをチラッと見ると、
クラスの中であまり自己主張のない大人しめな子達が端っこの方で何をしたらいいか声をかけられずに戸惑っていたのに気づいたのか話しかけに向かっていた。
ここからじゃ何を話してるかまでは聞こえなかったけどそのグループの子達と笑いながら何かを話したあとに一緒に移動してどこかに消えていった。
陽ちゃんばかり目でおってると「おいおい悠叶!お前指切るぞ!」とクラスメイトに言われ「おお!危ない危ないありがと」とお礼を言って作業に戻る
陽ちゃんってほんとによく見てる…面倒見いいし。
あああお願いします神様あああ陽ちゃんをブサイクにしてください!!
そうしたらきっと陽ちゃんもモテないはずっ!!
と願ったせいなのかバツなのか案の定指をざっくり切って怒られました…
◇◇◇◇◇
用意も終わりお肉も焼き初めてバーベキューも本格的に始まる
バーベキューをしてたら愛未ちゃん達がやってきて色んな話をしながら皆で食べていた
陽ちゃんの隣には愛未ちゃんがいて、俺は内心そわそわする
すると俺の横にいたショートカットの綺麗めな女の子に「愛未の事見てるの?小日向君の事見てるの?」と、確信をかすめる様なことを言われてドキッとした。
「…2人かな?」
「2人…?」
「んー、2人」
「てっきり私は小日向君を見てると思ったよ」
「そう見えるのー?やっぱり俺の陽ちゃん愛かな〜」
「2人って仲良いの?」
「そー!幼なじみなんだよねっ」
「へ〜そうなんだ私はてっきりデキてるのかと思ってた」
「何それないない、あくまでも家族」
「なーんだ!私さ腐女子で、だからいつも美味しく見させて頂きましたっごめんねっ」
全く悪びれる様子もなくそのショートカットの子はウインクをしながら謝ってきた
「へー腐女子なんだ」
「えっわかる?腐女子」
「うん、結構ネットするから言葉と意味ならね」
「そうなんだー!あ、私の名前は季波(きなみ)だよ!覚えてなさそうだから改めてよろしく」
「覚えてるよー!きいちゃんて呼んでねーて言ってたよね」
「あっなんだ意外と覚えてくれてるのね」
「意外とね!」
なんてお互い会話が続くうちに打ち解けあっていき、どんどん会話はきいのホモ話になっていた
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