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遠足の夜
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すっかり一人で寝てしまった俺は皆よりも頭がスッキリしていた
「次お風呂だねぇっ!」
「俺はシャワー使うな」
「ええなんでえ?!僕は陽とお風呂行きたいのにぃー…」
楓磨は陽ちゃんの言葉にぷくーっとほっぺたを膨らませながら話していた
「また今度な」
「…陽がそういうなら我慢しよ」
「楓磨いい子!じゃあ二人とも行こう?陽ちゃんまた後でね!」
「ん、行ってらっしゃい」
未だに不満そうな楓磨の手を握り引きずって行こうとした時ちょっとだけ陽ちゃんが大丈夫か心配になった
「陽ちゃん、大丈夫?」
「…何がだ?」
「あっ…いやーそのー寂しくないかな?って」
「俺まで兄妹扱いするな、寂しくないしハルは早く楓磨の面倒を見て来い」
「だよねぇ〜じゃあ帰ってきたらお帰りのキッスで出迎えてね」
「…そうゆう事は龍にも楓磨にもすればいい?」
「なっだだだだダメだよ?!何言ってるの陽ちゃんのばか!ケダモノ!」
そう言って勢いよく部屋を飛び出した。
陽ちゃんってば、、、
もしかて欲求不満?!?!?!
はあ、俺ならいつでも相手するのに…なんて思いながら楓磨達に追いつき大きなお風呂に皆で入った。
「ねえねえハルぅ、なんで陽は裸見せたくないの?」
「さあ?」
「ホントは知ってる癖に〜」
「…俺から話すよりさ、いずれ陽ちゃんから話すよ」
「そうかなぁ?陽って少し踏み込めない所あるからなぁそんな所が大好きだけどねぇ」
「…大丈夫、楓磨達の事凄い好きだから」
「うわっその余裕な感じムカつくぅー!僕も早く陽ともっともっと打ち解けたい〜」
「…俺も…」
「龍もぉ?僕と同じだね〜」
「2人とも…俺は?!俺とは打ち解けたくないの?!」
「頭でっかちには興味無いよぉ〜」
「ムカついた!コノヤロー!」
「ちょっやったな?!」
ギャーギャーと二人でお湯をかけあったら
静かにゆったりとお湯につかっていた龍に無言の威圧をされのぼせる前に大人しくした後風呂を出た
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