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帰りのバス
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先生に点呼した事を伝えた俺はトイレに行っておこうと考え皆の元には戻らず足をトイレへと進めた
そんな陽の後ろを、神田の目が追いかける
トイレについて用を足し終えた陽は
手を洗い鏡をふと見ると目が少し腫れているのに気づいた
そのまま視線を手元に戻し水を出しながらぼうっと意識を飛ばしていると誰かがトイレに入ってきたようだ
だが、意識を遠くに飛ばしている陽は未だそれに気づかない
その影は陽の後ろに立つとその両手で陽の胸をまさぐった
「っ?!……なっ、誰だよっ」
そう言って飛ばしていた意識をこちらに引き戻して頭を働かせるとそこには神田と工藤がいた。
「…神田…と、工藤?」
恐る恐るなぜ工藤までいるのかと尋ねるように工藤へと目を向ける
――工藤がいるから今はただばったり会っただけだ。大丈夫。
そうドキドキと早まる鼓動の音を聞きながらなんとか心を落ち着かせた矢先その考えは裏切られた
陽の不安そうな潤んだ目にあてられたかのように工藤の手が陽の胸を撫でまわす
――どうして?!?!
そんな声も出ないまま「んっ……工藤っ…」と口から出るのは甘い声
「工藤が面白いもん持っててさ〜。ね、可愛い可愛い陽くんはこれが何かわかるよね?」
そう言って陽に見せたのは小さなふたつのローター
――最悪だ…そんなの使われたら…
そう心の中で陽はこの迎えるであろう展開を想像して顔を青ざめた
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