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神田の家
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◇◇◇◇◇
どろどろと熱くせりあがる熱を陽くんの中に吐き出した
吐き出された陽くんは
死ぬんじゃないかってくらい体を細かく震わせて意識を飛ばしたのがわかった。
「あ〜やんべ〜俺、またやり過ぎた」
玄関先でぐったりと気を失う陽くんを見て思う
ワイシャツだけを羽織ってるその投げ出された四肢を見ながらため息こぼす
どうすっかな〜軽い女の子ならまだしも、俺と同じ背丈の男とか抱えられねーよ
視線を落とした時に違和感に気づく
少しはだけたワイシャツのその下におびたたしいほどの傷があるのが目に付いた
「んにゃ?!何だこれ?!」
ピラっと腰の裾をまくり上げると陽くんの身体には小さな丸い火傷の後から切り傷なのか打撲痕なのか、医者じゃない俺にはわからないけどとにかくおびたたしく目をひそむ様な傷跡が沢山刻まれていた
「痛そ…」
自然とそんな声が出る
いやーまさか陽くん訳あり?
俺揉め事に巻き込まれるのだけは勘弁なんだよね…
散々自分の興味の為に人の体をもて遊んどいて、好き勝手な事を思った
「しゃーないか、とにかくこの人さっさと風呂入れてから考えよ……陽く〜ん、起きて〜」
この後しばかれるかな〜?
殴られるのって地味に痛いよね〜
なんて呑気な事を考えながら目の前で寝ている陽くんを揺すり起こしていた
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