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チクビ事件
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ドキドキと1人思い返してしまった俺は着替えるのが遅くなり皆は先に行ってしまった。
だけど陽ちゃんはまってるよと言ってくれて窓の枠に手をかけて青空を眺めていた
さっき皆と出るときに神田に「後で陽くんの乳首触ってみて?俺少し気になることあってさ…もしかしたら怪我とかかも…だから、ね?」
そう言われたのもあり尚更着替えるのに手間を取ってしまう
ええい!もう先に陽ちゃんの乳首を触ろう!それで何も無いってわかったら俺もスッキリとした気持ちでてきぱき着替えれるし!
腹をくくりそう対して進みもしなかった、着替えをやめワイシャツのボタンだけをあけた状態で陽ちゃんの元に行く。
「陽ちゃん!」
「んー?」
そう答える陽ちゃんの声は六月の、緑が生い茂り夏の匂いを運ばせる風に気持ちよく吹かれていて心地がいいのか和やかだった
「あのですね」
「…どうした?」
ふあ〜とひとつあくびをしながら陽ちゃんがこちらを向く
「…乳首、痛い?」
「は?」
俺のマヌケな問に陽ちゃんは心底不思議そうに聞き返す
「俺の乳首がなに?何もないけど?」
「もしかしたら異常があるかもって神田が」
「神田?あいつなんなんだ」
「…神田が触ったら何かおかしいところがあるかもだからちゃんと、見てやってって」
「はあ、お前も馬鹿だね」
「俺に触れるのいや?」
「そうじゃなくてさ…」
と、そこで言葉を切る陽はここで揉め合うよりもさっさと触らせてこのくだらない話を終わらそうと考えた
「…わかったよ、ほら触れよ?」
「あっうん…それでは…」
「はいはい」
「触るね?」
「…聞かなくていいから触れンンッ…え?!」
「あれ?!あれ…?」
そうハルは確かめるように何度も何度も親指の腹でさわさわと陽の乳首をなであげる
「ちょっ……まっ、てって…んっ……んっ…?!」
「陽ちゃん?!これ感じてるよね?!」
言葉をオブラートに包まずそんなことを言われて陽は顔をかぁ、と赤く染めてしまう
「とにかく一度手を離せ…!」
「ごめんっ」
陽もハルも今何が起きたのかと改めて考えをまとめる
「俺……さっきあいつらに触られたとき本当にただ、くすぐったいだけだった、てか抓られて痛かったし」
「…うっ、うん」
「でも今…………」
「……っか、感じてた…?」
ハルのその問に陽からの返事はなかったものの
その体操着の上からツンと腫れ上がる突起物が何よりも答えになっていた
「…ある意味俺って病気なのか」
「わから、ないけど……俺の触り方が変なのかもだし」
「……触り方は神田のがうまいよ」
「なっ…?!よ、陽ちゃん〜」
陽ちゃんに言われた言葉に大打撃を受けた
「…まあとにかく早く着替えろよ」
「あっそうだね」
「…俺、ほんと病気なのか…」
陽の独り言は着替えを始めたハルには聞こえなかった
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