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隠された気持ち
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部屋を開けるとふわっと1日ぶりな俺の家の柔軟剤の匂いが鼻の奥を啜る
ベットでは気持ちよさそうに陽ちゃんが寝ていて起こすのに罪悪感が生まれた
ギシッ、と音を立て陽ちゃんの眠るベットに腰をかけて、
スヤスヤと眠る陽ちゃんの横顔をみて思う
――少し日に焼けたな
サッカーで毎日外に居るからか俺よりも焼けた肌は前の透き通る肌の時よりも健康的なイメージを与えている
さわさわと陽ちゃんの髪を撫でると
眠ったままの陽ちゃんが俺の手に頭をすり寄せてきた
「猫みたい」
クスッと笑みがもれた
そのまま手を陽ちゃんの顔へと移動させ、
頬を撫でて陽ちゃんの唇に触れる
親指でその感触を楽しむ様にその唇を触るとくすぐったいのか口が少し綻ぶ
その表情にドキッと胸がなった
すると「ハル……っ」とその微かに開く唇から俺の名前を呼ぶ声が聞こえる
その声一つ聞いただけで俺の体はカァ、と熱くなり…
そしてそのままその熱を伝えるように
陽ちゃんの名を呼び、唇に自分の震える唇を重ねた
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