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天国←
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「全く・・・。叫びたいのはこっちだっての」
俺は不良達の屯していた場所から体育倉庫の前まで走るはめになった。
元々体力はないほうなのでかなりきつい。
何処でもいいから一人になりたかった。
ちょうど体育倉庫のドアが空いていたので中に入ると、出迎えてくれたのは石灰の入った袋の束と跳び箱、あとマットなど。
もう俺、友達無機物だけでいいや・・・。
俺は、思い切りマットにダイブしてやった。
「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァヤッチャッタョォォオォォオ」
その衝撃で口から心の叫びが漏れたそんなことは気にしない。
だってここにいるのは俺一人―――――――。
まさに天国―――――――――――――。
「なあ、ちょっといいか」
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