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おおおおお待て待て待て待て!!!
ナニコレ!?今何してんの!?
「あ、ごめん」
「ごっ……」
「え?」
「ごめんって!!!それで済ませんのかよ!!!何故したし!!何故今したし!!!俺男!!お前も男!!」
頭の中がパニックで自分でも何話してるか分からない。
ただ、ふにゅっとした感触忘れられないとか、目瞑った時のソラの顔カッコよかったとか、気持ちよかったとか、そういうの全然…
「あああああ!!!」
「マ、マオ…?」
なーに考えてるんだ俺は!!!
意味わかんねぇ!!!
「い、今のなしな!!なし!!ちょっとぶつかっただけだもんな!!!」
何か言いたそうなソラを無視して言いくるめる。
ないない。
勇者と魔王とかなにそれ笑えない。
しばらく沈黙が続く中、コンコンとノックされた。
どうぞ、と通す。
「…お久しぶりです、ソラさん」
ドアの向こうから現れたのは、如何にもお嬢様という感じの女性と、髭を生やしてギラギラの指輪をつけたおじさんだった。
「……誰…?」
そんな疑問も答えずに、ソラは冷静に女性に向かって礼をした。
「お久しぶりです、バラスタさん。…ユーリさん」
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