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ドキドキ
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「…ん…?あれ、俺寝て…」
「おはよ」
「おはよ……ってええ!?シエラが男の格好してる!?」
いつもはポニーテールなのに、今日は髪を下ろして上半身裸でうろうろしている。
お風呂に入った後なのか、髪と体はしっとりと濡れていた。
「こうしてみると男なんだな…お前…」
「失礼ね!ほら、ソラももう準備してるわよ。マオもついて行くんでしょ」
「あー…うん。俺も風呂入ろっと」
「待って!今ソラが…!」
「え?」
シエラの注意も遅く、浴室のドアを開けた時だった。
曇った室内から出てきたソラは、シエラと同じで上半身裸で、髪濡れてて…
「あ、次入る?」
「わあああああ!!!!」
「えっ」バターン!
うわ、うわうわ何だあれ!?!!
引き締まった身体が濡れてて、髪も濡れてて、なんか、なんか…!
「…ねぇ、マオ。あんた…ソラのこと好きよね。恋愛対象として」
「ええ!?う、あ、そ、そんなわけないだろ!!男だぞ!!お、男……だから…」
俺の頭の中に、昨日のキスシーンが出てくる。
でも、嫌じゃなかったんだよな…あれ。
「わあああダメダメダメ何言ってるんだ!!!!」
「なっなによ突然叫んで…。まぁいいわ。自覚するまで待つしかないわね」
「自覚とかねーし!!」
「…何騒いでんだろ、風呂入んないのかな」
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