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お出かけ
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うーん、さすが小さな村ね。
何もないわ。
特にすることもないし、お散歩でもしようかしら。
「あ〜〜〜っ!!!」
「!?びっくりした、何よ今の間抜け声…」
声のした方へ向かう途中、川沿いで変なものを拾ってしまった。
上着に、何よこれ、ふんどし…?
「何でこんなものが…」
「わ〜っ!す、すみません!僕のです!!ごめんなさい!!」
向こうの橋から大急ぎで駆けてきた少年は顔を真っ赤にしながら流されてきた衣服を奪い取った。
あら可愛い。ちょっといじめちゃおうかな。
「…拾ってあげたのにその取り方はないわね」
「へっ!?あっあのごめんなさい!ひ、拾ってくれてありがとうございましたっ!!」
「んーまぁ別にいいけど」
あら、私が怒ってると思ってるのかしら。
ちょっと震えてる。
悪いことしちゃったなぁ…。
でも震えてる姿、ちょっとハムスターに似て…
「…ふふ、可愛い」
「えっ!?か、かわ…!!」
「ごめんね、いじめすぎちゃった。今度から川に洗濯物落としちゃダメよ」
「はっはい!」
「ん、いい子。じゃあね」
やっぱり子供は癒されるわよね。
…私、言っておくけど子供じゃないわよ。
ソラは最初少女だって思ったらしいけど、背が160cmで少し低いだけであって、私は立派な男なんだから!
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