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18歳以上ですか?
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お昼寝
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「…ソラ、寝た?……反応がない、ただの屍のようだ」
俺を抱きしめながら寝てしまったソラ。
残念なことに顔が見られない。
抜け出したいけど抜け出したら勿体無い気がする…!
あ、このまま頭だけ上に移動すれば見られるんじゃ。
「物は試し…んっ…しょっと!わ、顔近い…」
すやすやと眠るソラはやっぱりかっこいい。
人間も魔物も恋するとフィルター的なのがかかるのかな。
だってソラ…
「こんなにかっこよかったっけ…」
18歳とか結構肌気にしたりするんじゃないのか、何だこのすべすべ肌。
…バレないよな。
「……起きるなよー…」
ちゅ、と小さなリップ音を立てて俺は慌ててソラの頬から口を離す。
これって、もしかして寝込みを…
「何寝込み襲ってんの?」
「うわっ!?ソ、ソラ起きて…!?」
「…寝込み襲うとか、マオのえっち。」
「えっ!!?そんなつもりじゃ…!!」
「…ふふ、うそうそ。マオからキスしてくれんの嬉しい」
まだ少し眠いのか、いつもより顔が緩い。
ふにゃりと笑うソラが可愛くて。
…今度するときは口にしてやろうと密かに思うのだった。
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