アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
ちょっと休憩
-
「うーん…」
「まだうなされてる…。やっぱり連れてきたの間違いだったかしら?」
私の膝の上でうんうんと唸るギンの頭を優しく撫でながら、ソラへ問い掛けてみる。
「…いや、うなされてるの多分マオのせいだから大丈夫じゃない?」
「……そんなに魔王が怖いかよ…」
「落ち込まないで。俺は魔王でも何でも、マオが好きだよ」
「ソラ…」
「あーここで自分達の世界に入り込まないでちょうだい」
両想いになった途端オープンになった二人はまたちゅっちゅとキスし始めた。
私、何回この光景見なきゃいけないのよ…。
「ん、マオ…」
「んーっ…」
私なんてまるでいないかの様に、キスし続ける二人。
まぁ、ケンカするよりはマシなんだけどね。
「…ん…?あれ、ここ…」
「起きた?気分はどう?」
「大丈夫、です…」
「そう、良かった。ギンも目を覚ましたし、そろそろ行くわよ」
「はいはーい」
「はい、は一回!」
次の町まで、あともう少し。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
46 / 110