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嫉妬
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「マオ、部屋着いたよ」
「流さなきゃ…気持ち悪い…気持ち悪い…」
マオは壊れたように気持ち悪いって繰り返すだけだ。
とりあえず風呂場に連れてくか。
「お風呂入る?」
「ソラ、洗って…お願い…」
「はっ?」
「お願い…触られたとこ、気持ち悪いよ…」
「触られたって、誰に」
「分かんない、知らない人……。ソラ、触って…消毒、してよ……ソラ以外に触られるの嫌だ…」
擦り寄ってくるマオは可愛い。
可愛いけど、それよりも俺のマオに触った奴を殺してやりたい気分だ。
「ソラ…触ってよ…」
「…うん、どこ触られたか教えて?」
ゆっくりと服を捲るマオは、怖いのか震えていて、不謹慎だけど可愛いと思ってしまった。
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