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イチャイチャイライラ
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「……昨夜はお楽しみでしたね」
「なっ…!?」
「シエラ、マオをからかわない」
「はいはーい」
外でシエラと再会し、さっそくからかわれるが気にしない。
マオの赤面顔も朝から見れたし。
「うーん…今日はとにかく西に行くわよ。確かあっちに少し大きな村があったはず」
「…この旅ってさ、どこがゴールなの?」
「作者の気の向くままよ」
「?さく…?」
「マオは知らなくていいの」
…どうせこの先の森はマオのおかげで魔物も出ない。
昨日我慢した分、手くらい繋いでも罰は当たらないだろう。
「マオ、手」
「!!うん!」
「………早くギン迎えに行きたいわ…」
「へへっ、ソラ大好き!」
「俺も」
「そこ!あんまりイチャイチャすると冷めやすくなるわよ!!」
イライラしているシエラは置いておいて、マオと顔を合わせては笑い合う。
「……はぁ…あっ、村よ。変ね、新しく出来た村かしら…?」
坂を下りて村へと近付く。
近くにあった看板を、俺達は見逃していたのだ。
“占い師マーサの家”
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